捨てるということ

 

 

「毎日自分を捨てながら新しい自分に生まれ変わるんだ」

 

私が最近知った、フリーライターの方"あかしゆか"さんが発した言葉だ

 

この文章を読んだ時、数分の狂いもなく自分でも気づかなかった思いの的に突き刺さった

 

今までの自分を捨てること

今の自分よりアップデートさせること

 

行動しだいではすごく向上していくはずなのに、私は「捨てる」事に戸惑っていたのだ

 

 

人は良くも悪くも自己を大事にする

 

自分を認めたり愛したりする事はとても大事で、それが少ないと自分批判が始まり心身ともに参ってしまう

 

でも、自己を大事にしすぎても今の現状から抜け出せないこともあると思う

新しいことを始めるにも今までとの考えを変えるのにも勇気が必要で、はじめの一歩がとても肝心である

 

はじめの一歩を楽しがれる人はいいが、

怖くて本当に本当に勇気を振り絞らないと踏み出せない人もいる

かくいう私もそうだ

私の場合は気持ちの整理もあるし動き出すための準備もあるし、とにかく時間と体力と頑丈な精神がないと進めないものでして

 

そういう時に大事にするぞ!っていう気持ちが悪い方向に流れ出て

(こんなに体力も精神もすり減らされるのであればやる必要あるのか?)と悪魔の囁きが瞬く間に私の思考を停止させてくる

 

 

そして、私はそれに甘え大きく変わることを避けてきたのだ

 

 

変わる時だと思っていても怖くて、面倒くさくない方を選んでしまう

ここは頑張らなきゃいけないという時でも、目の前を見ず「まあ...いいか」という気持ちに流されてしまう

 

 

今の自分を執拗に手放せず、特に満足もしていないヌルッとした現状にすがりついてしまう

 

自分を捨てる

という事は、今までの自分を「おりゃ!」と地面に叩きつけて捨てるということではなく

今の現状から知らない事に踏み込むということ、この気持ちを知らなかった自分を捨てる

この行動をする前の自分を捨てる

 

そういう風な、一つ一つの出来事でも自分を捨てることができるんだなと

 

 

大きな事で、自分を捨てる事が出来ればきっと早く大きく変わるんだろうなと思うけど

 

それを怖がって、捨てられずにいるのなら些細な事でも少しずつ自分を捨てることが出来たらそれはもう、大きな1歩になるなと思いました